32AM105|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学呼吸・腎・消化・代謝水・電解質・代謝・体温
暑熱環境に暴露されたときに起こるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
暑熱環境では、体温を下げるために熱放散が促進されます。
代表的な反応は、皮膚血管の拡張とエクリン汗腺からの発汗増加です。
解説
体温調節は、視床下部を中心に行われます。
暑い環境にさらされると、体は熱を外へ逃がそうとします。皮膚血管が拡張し、皮膚表面から熱を放散しやすくなります。また、エクリン汗腺からの汗の分泌が増え、汗が蒸発するときの気化熱で体温を下げます。
反対に、寒冷環境では立毛筋の収縮、皮膚血管収縮、骨格筋のふるえなどが起こります。
生理で見るポイント
暑いときは「汗をかく、皮膚血管が広がる」。寒いときは「ふるえる、皮膚血管が縮む、鳥肌が立つ」と整理します。
選択肢の確認
1.立毛筋の収縮
誤り。
立毛筋の収縮は寒冷環境で起こる反応です。いわゆる鳥肌で、熱放散を抑える方向に働きます。
2.皮膚血管の収縮
誤り。
皮膚血管の収縮は寒冷環境で熱放散を抑える反応です。暑熱環境では、皮膚血管は拡張します。
3.四肢骨格筋のふるえ
誤り。
骨格筋のふるえは寒冷環境で熱産生を増やす反応です。暑熱環境では起こる反応として不適切です。
4.エクリン汗腺からの分泌増加
正しい。
暑熱環境では、エクリン汗腺からの汗の分泌が増加します。汗の蒸発により熱が奪われ、体温を下げます。
覚えるポイント
- 暑熱環境では発汗が増える。
- 暑熱環境では皮膚血管が拡張する。
- 寒冷環境では立毛、皮膚血管収縮、ふるえが起こる。
- エクリン汗腺は体温調節の発汗に重要。