32AM112|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学運動学・身体機能てこ・関節運動
機能肢位で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
機能肢位は、固定後に多少の拘縮が残っても日常生活動作に支障が少ない肢位です。
膝関節では、軽度屈曲位が機能肢位として重要です。
解説
外傷後の固定では、骨折部や損傷部を安定させるだけでなく、固定後の関節拘縮をできるだけ少なくすることが大切です。
機能肢位は、関節を最も使いやすい位置に近づけた肢位です。膝関節では完全伸展位ではなく、軽度屈曲位が機能肢位として扱われます。
肘関節は屈曲10度では浅すぎます。手関節は掌屈位ではなく、軽度背屈位が機能的です。股関節も伸展10度ではなく、軽度屈曲・外転・外旋位が機能肢位として整理されます。
固定で見るポイント
固定肢位の問題では、良肢位・機能肢位を意識します。手関節は軽度背屈、膝関節は軽度屈曲と覚えると選択肢を切りやすくなります。
選択肢の確認
1.肘関節屈曲10度
誤り。
肘関節の機能肢位として屈曲10度は浅すぎます。肘関節は日常動作で屈曲位を多く使うため、より屈曲した肢位が機能的です。
2.手関節掌屈10度
誤り。
手関節の機能肢位は、掌屈ではなく軽度背屈位として整理します。手関節を軽度背屈させると、手指の把握動作が行いやすくなります。
3.股関節伸展10度
誤り。
股関節の機能肢位として伸展10度は不適切です。一般に股関節は軽度屈曲・外転・外旋位が機能肢位として扱われます。
4.膝関節屈曲10度
正しい。
膝関節は軽度屈曲位が機能肢位として扱われます。選択肢の中では、膝関節屈曲10度が正しい組み合わせです。
覚えるポイント
- 機能肢位は、固定後も日常生活動作に支障が少ない肢位。
- 手関節は掌屈ではなく軽度背屈位が機能的。
- 膝関節は軽度屈曲位が機能肢位。
- 固定では、安定性と拘縮予防の両方を考える。