32AM113|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学運動学・身体機能重心・歩行
歩行周期の中で歩行が速くなると増加するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
歩行速度が速くなると、1歩行周期に占める各相の割合が変化します。
特に、両脚支持期は短くなり、遊脚期の割合は相対的に増加します。
解説
歩行周期は、片側の足が接地してから、同じ足が再び接地するまでの一連の周期です。
通常歩行では、立脚期が約60%、遊脚期が約40%を占めます。歩行速度が速くなると、1歩行周期に要する時間は短くなります。
速く歩くほど両脚で体を支える時間は短くなり、相対的に遊脚期の割合が増加します。走行に近づくと、両脚支持期はさらに減少し、消失します。
歩行で見るポイント
歩行速度が上がると、両脚支持期は短縮します。時間そのものと、歩行周期に占める割合を区別して読み取ります。
選択肢の確認
1.1歩行周期の時間
誤り。
歩行が速くなると、1歩行周期にかかる時間は短くなります。増加するものではありません。
2.両脚支持期/1歩行周期
誤り。
歩行速度が速くなると、両脚支持期の割合は減少します。速く歩くほど両脚で支える時間は短くなります。
3.遊脚期/1歩行周期
正しい。
歩行が速くなると、1歩行周期に占める遊脚期の割合は相対的に増加します。両脚支持期が減ることとセットで理解します。
4.立脚期/1歩行周期
誤り。
歩行速度が速くなると、立脚期の割合は低下しやすくなります。立脚期よりも遊脚期の割合増加が正答です。
覚えるポイント
- 通常歩行では立脚期が約60%、遊脚期が約40%。
- 歩行速度が上がると1歩行周期の時間は短くなる。
- 歩行速度が上がると両脚支持期は減少する。
- 歩行速度が上がると遊脚期の割合は増加する。