34AM113|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学運動学・身体機能重心・歩行
人体の重心で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、人体の重心の位置と、年齢・性差・身体部分ごとの重心の特徴が問われています。
重心は、身体全体の質量が一点に集まったと考えられる位置です。姿勢保持、歩行、バランス評価を理解するうえで重要です。
解説
人体の重心は、体格や姿勢によって変化します。
成人の立位では、重心はおおむね骨盤内、仙骨の前方付近にあります。新生児では頭部が相対的に大きいため、成人より重心が高く、臍よりも高い位置になります。
また、一般に成人では男性より女性の方が骨盤が広く、下半身の比率が大きいため、重心はやや低い傾向があります。身体部分の重心は、形や質量分布によって中央と一致しないことがあり、大腿では中央より近位側にあります。
ひっかけポイント
成人の重心は仙骨の「後方」ではなく「前方」付近です。新生児は頭が大きいため重心が高い、と考えると選びやすくなります。
選択肢の確認
1.新生児では臍よりも高い。
正しい。
新生児は頭部が大きく、上半身の質量比が高いため、重心は成人より高位にあります。そのため、臍よりも高い位置にあると考えます。
2.成人では仙骨のやや後方にある。
誤り。
成人立位の重心は、一般に骨盤内で仙骨の前方付近にあります。仙骨の後方ではありません。
3.成人では女性よりも男性の方が低い。
誤り。
一般に女性は骨盤が広く、下半身の質量比が大きいため、男性より重心がやや低い傾向があります。男性の方が低いという記述は適切ではありません。
4.大腿の重心は中央よりも遠位側にある。
誤り。
大腿の質量は近位側に多いため、大腿の重心は中央より近位側にあります。遠位側ではありません。
覚えるポイント
- 新生児の重心は成人より高い。
- 成人立位の重心は仙骨の前方付近にある。
- 一般に女性の重心は男性よりやや低い。
- 大腿の重心は中央より近位側にある。