33AM105第33回 柔道整復師国家試験 過去問

生理学・運動学運動学・身体機能重心・歩行

高齢者の歩行変化で正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2.歩隔の拡大

この問題のポイント

高齢者の歩行では、転倒を避けて安定性を高めるため、足を左右にやや広くつく傾向があります。

そのため、歩隔の拡大がみられます。

解説

高齢者では、筋力低下、関節可動域の低下、バランス能力の低下、感覚機能の低下などにより、歩行が変化します。

典型的には、歩行速度の低下、歩幅の減少、歩隔の拡大、両脚支持期の延長がみられます。

歩隔とは、左右の足の接地位置の横幅です。

歩隔を広げると支持基底面が広くなり、立位や歩行時の安定性が増します。そのため、高齢者では転倒を避けるために歩隔が拡大しやすくなります。

一方、歩幅は拡大ではなく短縮しやすく、歩行率は増加するとは限りません。遊脚期は延長するよりも、安定性を確保するために立脚期や両脚支持期が長くなります。

選択肢の確認

1.歩幅の拡大
誤り。
高齢者では歩幅はむしろ短縮しやすいです。

2.歩隔の拡大
正しい。
支持基底面を広げて安定性を高めるため、歩隔が拡大しやすくなります。

3.歩行率の増加
誤り。
高齢者では歩行速度が低下し、歩行率も増加とは限りません。

4.遊脚期の延長
誤り。
高齢者では安定性を確保するため、両脚支持期が延長しやすく、遊脚期が延長するとはいえません。

覚えるポイント

  • 高齢者歩行では歩行速度が低下する。
  • 歩幅は短くなる。
  • 歩隔は広くなる。
  • 両脚支持期は長くなる。
  • 安定性を高める方向に歩行が変化する。

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