32AM111|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学呼吸・腎・消化・代謝呼吸生理・呼吸中枢
正常吸気に関与するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
正常吸気で最も重要な筋は横隔膜です。
横隔膜が収縮して下がることで胸腔が広がり、肺に空気が入ります。
解説
吸気では、胸腔容積が増加し、肺内圧が下がることで空気が肺へ入ります。
正常な安静吸気で中心となる筋は横隔膜です。横隔膜が収縮するとドーム状の横隔膜が下方へ移動し、胸腔の上下径が広がります。
外肋間筋も肋骨を挙上して吸気に関与しますが、選択肢の中で正常吸気の主役として最も適切なのは横隔膜です。
胸横筋や腹横筋は呼息側に関係しやすい筋です。肋骨挙筋は肋骨挙上に関係しますが、正常吸気の主動筋としては横隔膜を選びます。
生理で見るポイント
安静吸気は横隔膜、努力吸気は胸鎖乳突筋や斜角筋などの補助吸息筋、努力呼息は内肋間筋や腹筋群と整理します。
選択肢の確認
1.肋骨挙筋
誤り。
肋骨挙筋は肋骨を挙上する作用がありますが、正常吸気の主役として最も適切なのは横隔膜です。
2.胸横筋
誤り。
胸横筋は肋軟骨を引き下げる作用があり、呼息に関係する筋として整理します。正常吸気の主動筋ではありません。
3.横隔膜
正しい。
横隔膜は正常吸気の主動筋です。収縮して下がることで胸腔が広がり、肺に空気が入ります。
4.腹横筋
誤り。
腹横筋は腹圧を高め、努力呼息に関係します。正常吸気に関与する主な筋ではありません。
覚えるポイント
- 正常吸気の主動筋は横隔膜。
- 横隔膜収縮で胸腔の上下径が広がる。
- 努力呼息では腹筋群が働く。
- 呼吸筋は安静吸気、努力吸気、努力呼息に分けて覚える。