32AM99|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学呼吸・腎・消化・代謝呼吸生理・呼吸中枢
深い呼息で働くのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
安静時の呼息は主に受動的に起こりますが、深い呼息や努力呼息では呼息筋が働きます。
深い呼息で重要なのは、内肋間筋や腹筋群です。
解説
呼吸運動では、吸息と呼息で働く筋が異なります。
安静吸息では横隔膜と外肋間筋が主に働きます。胸郭が広がり、肺に空気が入ります。
安静呼息は、吸息で広がった胸郭や肺が元に戻る弾性力によって起こるため、筋活動は少ないです。
一方、深い呼息や努力呼息では、胸郭を下げて胸腔容積を減らす筋が働きます。その代表が内肋間筋です。
ひっかけポイント
外肋間筋と胸鎖乳突筋は吸息に関係します。深い呼息では内肋間筋を選びます。
選択肢の確認
1.前鋸筋
誤り。
前鋸筋は肩甲骨の外転や上方回旋に関係し、上肢を固定した条件では補助的に胸郭運動に関与することがあります。しかし、深い呼息で働く代表筋ではありません。
2.内肋間筋
正しい。
内肋間筋は肋骨を下げ、胸郭を小さくする方向に働きます。深い呼息や努力呼息で働く代表的な呼息筋です。
3.外肋間筋
誤り。
外肋間筋は肋骨を挙上し、胸郭を広げるため、主に吸息に働きます。深い呼息の代表筋ではありません。
4.胸鎖乳突筋
誤り。
胸鎖乳突筋は補助吸息筋として働きます。努力吸息で胸骨や鎖骨を引き上げる筋であり、深い呼息の主役ではありません。
覚えるポイント
- 安静吸息は横隔膜と外肋間筋が重要。
- 深い呼息や努力呼息では内肋間筋と腹筋群が働く。
- 胸鎖乳突筋は補助吸息筋。
- 呼吸筋は、吸息筋と呼息筋を分けて覚える。