32AM120|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学血液・腫瘍・輸血出血・貧血・輸血
間接ビリルビンが高値となるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ビリルビンには、間接ビリルビンと直接ビリルビンがあります。
溶血性貧血では赤血球の破壊が増え、間接ビリルビンが高値になります。
解説
赤血球が壊れると、ヘモグロビンからビリルビンがつくられます。肝臓で抱合される前のビリルビンを間接ビリルビンといいます。
溶血性貧血では赤血球破壊が増えるため、肝臓で処理しきれないほど間接ビリルビンが増加します。
胆管癌や先天性胆道閉塞症では、胆汁の流れが妨げられるため、直接ビリルビンが高くなりやすいです。デュビン・ジョンソン症候群も直接ビリルビンの排泄障害に関係します。
ひっかけポイント
選択肢の確認
1.胆管癌
誤り。
胆管癌では胆汁の流れが妨げられ、閉塞性黄疸を起こしやすくなります。高値になりやすいのは直接ビリルビンです。
2.溶血性貧血
正しい。
溶血性貧血では赤血球破壊が増え、肝臓で抱合される前の間接ビリルビンが増加します。
3.先天性胆道閉塞症
誤り。
先天性胆道閉塞症では胆汁排泄が障害されるため、直接ビリルビンが高くなりやすいです。間接ビリルビン高値の代表ではありません。
4.デュビン・ジョンソン(Dubin-Johnson)症候群
誤り。
デュビン・ジョンソン症候群は、肝細胞から胆汁中への排泄障害により、直接ビリルビンが高くなる疾患として整理します。
覚えるポイント
- 溶血では間接ビリルビンが増える。
- 胆道閉塞では直接ビリルビンが増える。
- 胆管癌や胆道閉塞症は閉塞性黄疸と関係する。
- デュビン・ジョンソン症候群は直接ビリルビン高値と関連する。