32PM36|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学血液・腫瘍・輸血出血・貧血・輸血
貧血で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンが減少し、酸素運搬能が低下した状態です。
定義では、単位容積当たりのヘモグロビン量の減少が重要です。
解説
ヘモグロビンは赤血球内にあり、酸素を運搬します。
貧血になると、全身への酸素供給が低下するため、倦怠感、息切れ、動悸、めまい、顔面蒼白などがみられます。
体は酸素不足を補うために心拍数を増やすことがあるため、徐脈ではなく頻脈になりやすいです。
成人女性でヘモグロビン濃度13g/dLは、一般に貧血とは判定しにくい値です。貧血の基準値は性別や年齢で異なるため、数値問題では基準を確認します。
臨床でのイメージ
貧血では、酸素を運ぶ力が低下します。運動時の息切れ、動悸、疲れやすさは、酸素不足を補うための反応として理解します。
選択肢の確認
1.単位容積当たりのヘモグロビン量が減少した状態をさす。
正しい。
貧血は、血液の単位容積当たりのヘモグロビン量が減少した状態です。酸素運搬能が低下することが本質です。
2.成人女性でヘモグロビン濃度13g/dLであれば貧血である。
誤り。
成人女性でヘモグロビン濃度13g/dLは、一般に貧血とは判定しにくい値です。貧血ではヘモグロビン濃度が基準より低下します。
3.易感染性を示す。
誤り。
貧血そのものは、感染しやすさを示す疾患ではありません。感染に弱くなる状態は、白血球減少や免疫機能低下などで問題になります。
4.徐脈をきたす。
誤り。
貧血では酸素運搬能低下を補うため、心拍数が増加し頻脈をきたすことがあります。徐脈は貧血の典型所見ではありません。
覚えるポイント
- 貧血は単位容積当たりのヘモグロビン量が減少した状態。
- 貧血では酸素運搬能が低下する。
- 症状は倦怠感、息切れ、動悸、めまい、顔面蒼白。
- 貧血では徐脈ではなく頻脈をきたしやすい。