32AM23|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷肩腱板・上腕二頭筋長頭腱
肩腱板損傷の際に陽性となるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
肩腱板損傷では、肩関節外転時の疼痛や筋力低下が重要です。
代表的なテストとして、ペインフルアークテストを押さえます。
解説
肩腱板は、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋から構成されます。肩関節を安定させ、外転、外旋、内旋などの運動に関与します。
腱板損傷では、特に棘上筋腱の障害が多く、肩関節外転時に疼痛が出やすくなります。
ペインフルアークテストでは、肩関節を外転していく途中で疼痛が出現するかを確認します。肩腱板損傷や肩峰下インピンジメントで陽性となる代表的な検査です。
鑑別のポイント
肩のテストは名前が似ていて混乱しやすいです。スピードテストは上腕二頭筋長頭腱、ジャークテストは肩関節後方不安定性、ペインフルアークテストは腱板やインピンジメントと結びつけます。
選択肢の確認
1.スピードテスト
誤り。
スピードテストは、主に上腕二頭筋長頭腱炎や上腕二頭筋長頭腱障害を評価するテストです。肩腱板損傷の代表的陽性所見としては不適切です。
2.ジャークテスト
誤り。
ジャークテストは、肩関節の後方不安定性や後方関節唇損傷などで用いられる検査です。肩腱板損傷をみる代表的検査ではありません。
3.ディンプルサイン
誤り。
ディンプルサインは、肩関節脱臼などで肩の外観変化としてみられることがあります。肩腱板損傷の代表的検査所見ではありません。
4.ペインフルアークテスト
正しい。
ペインフルアークテストは、肩関節外転中に疼痛が出現するかをみる検査です。肩腱板損傷、とくに棘上筋腱障害や肩峰下インピンジメントで陽性となります。
覚えるポイント
- 肩腱板は棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋。
- 腱板損傷では外転時痛や外転筋力低下が重要。
- ペインフルアークテストは肩腱板損傷で陽性になりやすい。
- スピードテストは上腕二頭筋長頭腱障害と関連する。