34AM23第34回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷肩腱板・上腕二頭筋長頭腱

棘上筋腱不全断裂の疼痛部位はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、棘上筋腱不全断裂の疼痛部位を、筋の停止部から判断できるかが問われています。

棘上筋は肩甲骨の棘上窩から起こり、上腕骨の大結節に停止します。
そのため、棘上筋腱損傷では大結節部の疼痛が重要です。

解説

棘上筋は、肩腱板を構成する筋の1つです。
肩関節の外転初期に関係し、上腕骨頭を関節窩に安定させる働きもあります。

棘上筋腱は上腕骨大結節に付着するため、不全断裂や炎症では大結節部周囲に疼痛が出やすくなります。
肩腱板損傷では、疼痛部位、筋の作用、停止部を結びつけて覚えることが大切です。

覚え方のポイント
肩腱板は、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋です。棘上筋・棘下筋・小円筋は大結節、肩甲下筋は小結節に停止します。

選択肢の確認

1.大結節部
正しい。
棘上筋腱は上腕骨大結節に停止します。棘上筋腱不全断裂では、大結節部に疼痛が出やすくなります。

2.小結節部
誤り。
小結節には主に肩甲下筋が停止します。棘上筋腱の疼痛部位としては、大結節部を選びます。

3.結節間溝部
誤り。
結節間溝部は、上腕二頭筋長頭腱が走行する部位です。上腕二頭筋長頭腱炎などで疼痛部位として問われやすい場所です。

4.肩甲棘上窩部
誤り。
肩甲棘上窩は棘上筋の起始部です。棘上筋腱不全断裂の疼痛部位としては、停止部である大結節部が重要です。

覚えるポイント

  • 棘上筋は、肩甲骨棘上窩から起こり、上腕骨大結節に停止します。
  • 棘上筋腱不全断裂の疼痛部位は、大結節部です。
  • 結節間溝部は、上腕二頭筋長頭腱と関連します。
  • 肩腱板損傷では、筋の停止部と疼痛部位を結びつけて覚えます。

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