34AM22第34回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学脱臼・小児肘肘関節脱臼・肘内障

肘内障で正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、肘内障の発生機序と病態を理解しているかが問われています。

肘内障は、小児の手を急に引っ張ったときに起こりやすく、肘引っ張り症候群とも呼ばれます。
橈骨頭と輪状靱帯の関係を理解することが大切です。

解説

肘内障は、幼児に多い外傷です。
手や前腕を急に引っ張られたときに、橈骨頭が輪状靱帯から部分的に逸脱することで発生します。

受傷後は、患児が肘を動かしたがらず、前腕を回内位で下げた姿勢をとることがあります。
明らかな腫脹や変形が少ない点も特徴です。

鑑別のポイント
肘内障では、骨折や脱臼との鑑別が重要です。強い腫脹、変形、激しい圧痛、外傷歴が不明な場合は慎重に判断します。

選択肢の確認

1.肘引っ張り症候群とも呼ばれる。
正しい。
肘内障は、小児の手や前腕を引っ張った際に起こりやすく、肘引っ張り症候群とも呼ばれます。

2.前腕に回外力が加わり発生する。
誤り。
肘内障は、前腕が回内位で牽引されたときに発生しやすいと整理します。回外力が加わって発生するという記述は不適切です。

3.輪状靭帯は橈骨頭の遠位に移動する。
誤り。
肘内障では、輪状靱帯が橈骨頭に対して近位側へずれ込むように介在すると考えます。遠位に移動するという記述は不適切です。

4.全身弛緩性が低いことは危険因子の1つである。
誤り。
肘内障は小児の輪状靱帯や周囲組織が未発達で緩いことが関係します。全身弛緩性が低いことを危険因子として考えるのは不適切です。

覚えるポイント

  • 肘内障は、肘引っ張り症候群とも呼ばれます。
  • 幼児に多く、手や前腕を急に引かれて発生しやすいです。
  • 前腕回内位での牽引が重要です。
  • 腫脹や変形が強い場合は、骨折などを疑って慎重に評価します。

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