32PM39|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学代謝・内分泌・膠原病関節リウマチ・膠原病
強皮症で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
強皮症は、皮膚や内臓の線維化、血管障害を特徴とする膠原病です。
蝶形紅斑は強皮症ではなく、全身性エリテマトーデスで重要な所見です。
解説
強皮症では、皮膚硬化、手指の浮腫、レイノー現象、消化管障害、肺線維症などがみられます。
食道の蠕動低下や線維化により、嚥下障害や逆流症状が起こることがあります。
肺病変として間質性肺炎や肺線維症がみられると、乾いた咳、つまり喀痰を伴わない咳嗽がみられることがあります。
蝶形紅斑は、鼻を中心に両頬へ広がる紅斑で、全身性エリテマトーデスの代表所見です。
膠原病での注意点
強皮症は皮膚硬化と線維化、全身性エリテマトーデスは蝶形紅斑、関節リウマチは滑膜炎と整理します。
選択肢の確認
1.嚥下障害がみられる。
記述としては正しい。
強皮症では食道病変により蠕動低下や逆流が起こり、嚥下障害がみられることがあります。
2.蝶形紅斑
正答。記述としては誤り。
蝶形紅斑は全身性エリテマトーデスで重要な所見です。強皮症の代表所見としては不適切です。
3.手指の浮腫がみられる。
記述としては正しい。
強皮症では、初期に手指の浮腫がみられることがあります。その後、皮膚硬化が進むことがあります。
4.喀痰を伴わない咳嗽がみられる。
記述としては正しい。
強皮症では間質性肺炎や肺線維症を合併することがあり、乾いた咳がみられることがあります。喀痰を伴わない咳嗽は肺線維化と関連します。
覚えるポイント
- 強皮症は皮膚硬化、血管障害、内臓線維化が特徴。
- 強皮症では嚥下障害や乾性咳嗽がみられることがある。
- 強皮症では手指の浮腫や皮膚硬化が重要。
- 蝶形紅斑は全身性エリテマトーデスの代表所見。