33PM40|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学代謝・内分泌・膠原病関節リウマチ・膠原病
全身性エリテマトーデスで誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4.60代の女性に好発する。
この問題のポイント
全身性エリテマトーデス〈SLE〉は、自己免疫により全身の臓器に炎症を起こす疾患です。
若年から中年の女性に多く、60代女性に好発するという記載は誤りです。
解説
SLEは、自己抗体や免疫複合体が関与して、皮膚、関節、腎臓、血液、神経、漿膜などさまざまな臓器に障害を起こします。
発熱、倦怠感、関節痛、皮疹などの全身症状を呈することがあります。
顔面には蝶形紅斑と呼ばれる紅斑がみられることがあり、SLEの代表的所見です。
臓器障害では腎障害が重要で、ループス腎炎は予後に関わる重要な合併症です。
SLEは女性に多い疾患ですが、好発年齢は若年から中年であり、60代女性が好発とはいえません。
したがって、誤っているのは60代の女性に好発するです。
選択肢の確認
1.高熱をきたす。
正しい。
SLEでは発熱をきたすことがあります。活動性が高い場合には高熱を認めることもあります。
2.顔面の紅斑がみられる。
正しい。
蝶形紅斑などの顔面紅斑がみられることがあります。
3.臓器障害は腎臓に多い。
正しい。
ループス腎炎はSLEの重要な臓器障害です。
4.60代の女性に好発する。
誤り。
SLEは若年から中年の女性に多い疾患です。60代女性に好発するという記載は不適切です。
覚えるポイント
- SLEは若年〜中年女性に多い。
- 発熱、関節痛、皮疹などをきたす。
- 顔面の蝶形紅斑が有名。
- 腎障害、特にループス腎炎が重要。
- 高齢女性に好発する疾患ではない。