33AM112|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学運動学・身体機能てこ・関節運動
頭部を対側に回旋させるのはどれか。
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正解: 3
正答
3.胸鎖乳突筋
この問題のポイント
胸鎖乳突筋は、片側が収縮すると頭部を反対側へ回旋させます。
たとえば、右胸鎖乳突筋が収縮すると、顔は左を向きます。
解説
胸鎖乳突筋は、胸骨柄と鎖骨内側部から起こり、側頭骨の乳様突起に停止します。
両側が同時に収縮すると、頸部の屈曲に作用します。
片側が収縮すると、同側への側屈と、対側への回旋が起こります。
この「同側側屈・対側回旋」は、胸鎖乳突筋の作用として非常に重要です。
板状筋は、片側収縮で頭頸部を同側へ回旋させます。
後頭下筋群は頭部の伸展や細かな回旋に関与しますが、対側回旋の代表としては胸鎖乳突筋を選びます。
脊柱起立筋は主に体幹や脊柱の伸展、側屈に関与します。
したがって、頭部を対側に回旋させるのは胸鎖乳突筋です。
選択肢の確認
1.板状筋
誤り。
板状筋は片側収縮で頭部を同側へ回旋させます。
2.後頭下筋
誤り。
後頭下筋群は頭部の伸展や微細な回旋に関与しますが、対側回旋の代表筋ではありません。
3.胸鎖乳突筋
正しい。
胸鎖乳突筋は片側収縮で頭部を対側へ回旋させます。
4.脊柱起立筋
誤り。
脊柱起立筋は脊柱の伸展や側屈に関与します。頭部対側回旋の代表ではありません。
覚えるポイント
- 胸鎖乳突筋は片側収縮で対側回旋。
- 右胸鎖乳突筋が働くと顔は左を向く。
- 胸鎖乳突筋は同側側屈にも作用する。
- 板状筋は同側回旋。
- 対側回旋と同側回旋の区別が重要。