33PM35|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学循環器・呼吸器高血圧・虚血性心疾患・血管疾患
閉塞性動脈硬化症でみられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2.間欠性跛行
この問題のポイント
閉塞性動脈硬化症では、下肢の動脈が狭窄・閉塞し、歩行時に筋肉への血流が不足します。
そのため、歩くと下肢痛が出て、休むと改善する間欠性跛行がみられます。
解説
閉塞性動脈硬化症は、主に下肢の動脈硬化によって血管内腔が狭くなり、血流障害を起こす疾患です。
安静時には血流が足りていても、歩行時には筋肉の酸素需要が増えます。
しかし、動脈が狭くなっているため必要な血流を十分に送れず、下肢の痛みやだるさが出現します。
しばらく休むと酸素需要が下がり、痛みが改善します。
このように、歩行で出現し休息で軽快する症状を間欠性跛行といいます。
アヒル歩行は筋ジストロフィーや先天性股関節脱臼などでみられることがあります。
失調性歩行は小脳障害や深部感覚障害でみられます。
分回し歩行は脳卒中片麻痺でみられやすい歩行です。
したがって、閉塞性動脈硬化症でみられるのは間欠性跛行です。
選択肢の確認
1.アヒル歩行
誤り。
アヒル歩行は筋力低下や股関節疾患でみられる歩行です。閉塞性動脈硬化症の代表ではありません。
2.間欠性跛行
正しい。
閉塞性動脈硬化症では、歩行時の下肢痛と休息による軽快がみられます。
3.失調性歩行
誤り。
失調性歩行は小脳障害や深部感覚障害でみられます。
4.分回し歩行
誤り。
分回し歩行は脳卒中片麻痺などでみられます。
覚えるポイント
- 閉塞性動脈硬化症は下肢動脈の狭窄・閉塞。
- 歩くと痛み、休むと改善する。
- 代表症状は間欠性跛行。
- 進行すると安静時痛、潰瘍、壊疽を起こす。
- 脊柱管狭窄症でも間欠性跛行があるが、こちらは神経性跛行として区別する。