33PM59|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学整形外科疾患偽関節・骨髄炎・骨壊死
急性化膿性骨髄炎で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2.長管骨骨幹端部に多い。
この問題のポイント
急性化膿性骨髄炎は、小児に多く、血行性に発症することが多い骨感染症です。
好発部位は、大腿骨や脛骨などの長管骨骨幹端部です。
解説
急性化膿性骨髄炎は、細菌が骨髄に感染して急性炎症を起こす疾患です。
小児では血行性に菌が骨に到達することが多く、血流が豊富で流れが緩やかな長管骨の骨幹端部に感染が起こりやすくなります。
代表的な原因菌は黄色ブドウ球菌です。
発熱、局所の疼痛、腫脹、熱感、運動制限などを認めます。
単純エックス線像では、発症初期には明らかな骨変化がみられないことがあります。骨膜反応や骨破壊像などは、ある程度時間が経ってから出現します。
したがって、急性化膿性骨髄炎で正しいのは長管骨骨幹端部に多いです。
選択肢の確認
1.成人に多い。
誤り。
急性化膿性骨髄炎は小児に多くみられます。成人では外傷や手術後、糖尿病などに関連して発症することがあります。
2.長管骨骨幹端部に多い。
正しい。
小児の血行性骨髄炎では、長管骨骨幹端部に好発します。
3.連鎖球菌によるものが多い
誤り。
代表的な原因菌は黄色ブドウ球菌です。連鎖球菌も原因になりえますが、最多としては不適切です。
4.単純エックス線像では初期から骨変化がみられる。
誤り。
初期の単純エックス線では骨変化が明らかでないことがあります。MRIなどが早期診断に有用です。
覚えるポイント
- 急性化膿性骨髄炎は小児に多い。
- 好発部位は長管骨骨幹端部。
- 原因菌は黄色ブドウ球菌が多い。
- 初期X線では骨変化が出にくい。
- 発熱と局所疼痛、腫脹、熱感を確認する。