33PM58|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学整形外科疾患スポーツ整形・骨端症
スポーツ整形外科の対象となるのはどれか。
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正解: 4
正答
4.変形性膝関節症
この問題のポイント
スポーツ整形外科は、スポーツ外傷やスポーツ障害だけでなく、運動器の機能障害、関節障害、慢性障害なども対象とします。
選択肢の中では、スポーツ活動や運動療法、関節機能、下肢アライメントなどと関係が深い変形性膝関節症が対象として最も適切です。
解説
スポーツ整形外科では、靱帯損傷、半月板損傷、疲労骨折、腱障害、関節軟骨障害、変形性関節症など、運動器に関わる疾患・障害を扱います。
変形性膝関節症は、膝関節軟骨の変性や摩耗、骨棘形成、関節裂隙狭小化などをきたす疾患です。
高齢者に多い疾患ですが、スポーツ歴、外傷後変化、半月板損傷、下肢アライメント異常、肥満、筋力低下などとも関連します。
治療では、運動療法、筋力訓練、装具療法、生活指導、薬物療法、手術療法などが検討されます。
一方、痛風は代謝性疾患、関節リウマチは自己免疫性疾患、後縦靭帯骨化症は脊柱靱帯の骨化による脊髄・神経障害であり、スポーツ整形外科の代表的対象としては変形性膝関節症が最も適切です。
選択肢の確認
1.痛風
誤り。
痛風は高尿酸血症に関連する代謝性疾患です。急性関節炎を起こしますが、スポーツ整形外科の代表的対象としては不適切です。
2.関節リウマチ
誤り。
関節リウマチは自己免疫性の炎症性関節疾患です。整形外科でも扱いますが、スポーツ整形外科の代表的対象としては変形性膝関節症がより適切です。
3.後縦靭帯骨化症
誤り。
後縦靭帯骨化症は脊柱管内の後縦靭帯が骨化し、脊髄や神経根を圧迫する疾患です。スポーツ整形外科の代表的対象ではありません。
4.変形性膝関節症
正しい。
膝関節の運動器疾患であり、スポーツ活動、運動療法、関節機能障害と関連が深いため、スポーツ整形外科の対象となります。
覚えるポイント
- スポーツ整形外科は、スポーツ外傷・障害と運動器機能障害を扱う。
- 変形性膝関節症は膝関節機能や運動療法と関係が深い。
- 痛風は代謝性疾患。
- 関節リウマチは自己免疫性疾患。
- 後縦靭帯骨化症は脊髄・神経圧迫を起こす脊椎疾患。