32PM57|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学整形外科疾患スポーツ整形・骨端症
スポーツ障害で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
スポーツ外傷とスポーツ障害を区別します。
スポーツ障害は、繰り返しの負荷や使いすぎによって起こる障害で、要因として関節弛緩性も関係します。
解説
スポーツ外傷は、急激な外力によって起こるけがです。骨折、脱臼、捻挫、打撲などが代表です。
スポーツ障害は、繰り返しの運動負荷やオーバーユースによって徐々に生じる障害です。野球肘、ジャンパー膝、シンスプリント、疲労骨折などが例です。
スポーツ障害の要因には、筋力不足、柔軟性低下、アライメント不良、関節弛緩性、練習量過多、フォーム不良、用具や環境の不適合などがあります。
スポーツ外傷での注意点
急に起こるのがスポーツ外傷、繰り返し負荷で徐々に起こるのがスポーツ障害です。捻挫はスポーツ外傷に分類されます。
選択肢の確認
1.急激な外力が加わることで生じる。
誤り。
急激な外力で生じるのはスポーツ外傷です。スポーツ障害は、繰り返しの負荷や使いすぎによって起こります。
2.捻挫はスポーツ障害にあたる。
誤り。
捻挫は急激な外力で靱帯などが損傷される外傷です。スポーツ障害ではなくスポーツ外傷として整理します。
3.要因に関節弛緩性がある。
正しい。
関節弛緩性があると、関節の不安定性や過剰な動きにより、繰り返し負荷がかかりやすくなります。スポーツ障害の要因となります。
4.用具は原因とならない。
誤り。
シューズ、ラケット、競技用具、防具、練習環境などが不適切だと、スポーツ障害の原因となることがあります。
覚えるポイント
- スポーツ外傷は急激な外力で起こる。
- スポーツ障害は繰り返し負荷や使いすぎで起こる。
- 関節弛緩性はスポーツ障害の要因になる。
- 用具やフォーム、練習量もスポーツ障害に関係する。