33PM93|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷体幹・胸郭・鼠径部障害
肋間筋損傷で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3.体幹を動かすと疼痛が増強する。
この問題のポイント
肋間筋損傷では、肋間筋が伸張・収縮される動作で疼痛が増強します。
そのため、深呼吸、咳、くしゃみ、体幹回旋、体幹側屈などで痛みが強くなります。
選択肢では、体幹を動かすと疼痛が増強するが正しいです。
解説
肋間筋は肋骨と肋骨の間にある筋で、呼吸運動や体幹運動に関与します。
肋間筋損傷は、体幹の急な回旋、強い咳、スポーツ中の捻転動作、過伸張などで起こることがあります。
直達外力だけで発生するわけではなく、介達的な伸張ストレスや筋収縮による損傷も重要です。
肋間筋が損傷されると、呼吸や体幹運動で損傷部に負荷がかかり、疼痛が増強します。
超音波で血腫をみる場合、血腫のエコー像は時期により変化し、必ず高エコー像とは限りません。急性期には低エコーや混合エコーとしてみえることもあります。
また、肋骨疲労骨折でも運動時痛、圧痛、深呼吸時痛などがみられるため、肋間筋損傷との鑑別は容易ではありません。
選択肢の確認
1.直達外力で発生する。
誤り。
直達外力でも起こりえますが、体幹回旋や伸張ストレスなど介達外力による損傷も重要です。
2.皮下血腫は高エコー像となる。
誤り。
血腫のエコー像は時期により変化し、必ず高エコーとは限りません。
3.体幹を動かすと疼痛が増強する。
正しい。
体幹回旋や側屈により肋間筋に負荷がかかり、疼痛が増強します。
4.疲労骨折との鑑別は容易である。
誤り。
肋骨疲労骨折でも似た症状が出るため、鑑別には注意が必要です。
覚えるポイント
- 肋間筋損傷は体幹運動や呼吸で痛みが増える。
- 咳、くしゃみ、深呼吸でも疼痛が増強する。
- 直達外力だけでなく、捻転や伸張ストレスでも起こる。
- 血腫のエコー像は時期により変化する。
- 肋骨疲労骨折との鑑別が必要。