34PM94|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷体幹・胸郭・鼠径部障害
仙腸関節に由来する腰殿部痛の判定に用いるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、仙腸関節由来の腰殿部痛を評価する徒手検査が問われています。
仙腸関節の疼痛誘発検査として重要なのが、ニュートンテストです。
解説
仙腸関節は、仙骨と腸骨の間にある関節です。仙腸関節由来の疼痛では、腰部から殿部にかけて痛みが出ることがあります。
ニュートンテストは、仙腸関節にストレスを加えて疼痛を誘発する検査です。仙腸関節障害が疑われる腰殿部痛の判定に用いられます。
スパーリングテストは頸椎神経根症状、ラセーグ徴候は坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニア、トレンデレンブルグ徴候は中殿筋機能低下の評価で重要です。
鑑別のポイント
腰殿部痛では、腰椎由来、仙腸関節由来、股関節由来、神経根由来を分けて評価します。疼痛部位と誘発テストを組み合わせることが大切です。
選択肢の確認
1.スパーリングテスト
誤り。
スパーリングテストは頸椎を圧迫して神経根症状を誘発する検査です。仙腸関節由来の腰殿部痛の判定には用いません。
2.ラセーグ徴候
誤り。
ラセーグ徴候は下肢伸展挙上で坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニアを評価する所見です。仙腸関節そのものの判定検査ではありません。
3.ニュートンテスト
正しい。
ニュートンテストは仙腸関節にストレスを加えて疼痛を確認する検査です。仙腸関節由来の腰殿部痛の判定に用います。
4.トレンデレンブルグ徴候
誤り。
トレンデレンブルグ徴候は中殿筋の筋力低下や股関節疾患でみられます。仙腸関節痛の判定検査ではありません。
覚えるポイント
- 仙腸関節由来の痛みにはニュートンテスト。
- スパーリングテストは頸椎神経根症状。
- ラセーグ徴候は坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニア。
- トレンデレンブルグ徴候は中殿筋機能低下で重要。