34AM13第34回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学骨折各論橈骨遠位端・手部骨折

第5中手骨頸部骨折の固定で正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、第5中手骨頸部骨折、いわゆるボクサー骨折の固定肢位を理解しているかが問われています。

第5中手骨頸部骨折では、骨折部の安定と手指拘縮の予防を両立させることが大切です。
固定では、手関節、MP関節、PIP関節の肢位を整理して覚えます。

解説

第5中手骨頸部骨折は、握りこぶしで物を殴ったときなどに発生しやすい骨折です。
遠位骨片が掌側へ屈曲転位しやすく、小指列の変形や握り込み時の異常に注意します。

固定では、手関節は通常、軽度背屈位とします。
MP関節は屈曲位、PIP関節は軽度屈曲位として、骨折部の安定と手指機能の保持を図ります。

固定で見るポイント
手部の固定では、骨折部を安定させながら、不要な関節拘縮を起こさないことが重要です。固定肢位と固定範囲をセットで覚えます。

選択肢の確認

1.PIP関節は軽度屈曲位とする。
正しい。
第5中手骨頸部骨折の固定では、PIP関節は軽度屈曲位とします。手指の機能を保ちつつ、骨折部の安定を図る肢位です。

2.手関節は軽度屈曲位とする。
誤り。
手関節は軽度屈曲位ではなく、一般に軽度背屈位で固定します。手関節を屈曲位にすると、機能肢位として不適切になりやすいです。

3.前腕近位1/3から固定する。
誤り。
第5中手骨頸部骨折では、前腕近位1/3から広く固定することを基本とはしません。必要な範囲を固定し、不要な拘縮を避けることが大切です。

4.固定期間は7週とする。
誤り。
第5中手骨頸部骨折の固定期間として7週は長めです。固定期間は骨折の状態や年齢、疼痛、骨癒合の経過で判断しますが、国試では過長固定を避ける視点が重要です。

覚えるポイント

  • 第5中手骨頸部骨折は、ボクサー骨折として出題されやすいです。
  • 固定では、PIP関節は軽度屈曲位とします。
  • 手関節は、一般に軽度背屈位で固定します。
  • 手部外傷では、固定しすぎによる関節拘縮に注意します。

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