34AM17第34回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学脱臼・小児肘肩関節烏口下脱臼

肩関節烏口下脱臼が反復性になる要因はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、肩関節烏口下脱臼が反復性脱臼へ移行しやすい要因を理解しているかが問われています。

肩関節前方脱臼では、関節唇や関節窩前方部の損傷が重要です。
反復性脱臼の要因としては、前方関節窩損傷を押さえます。

解説

肩関節烏口下脱臼は、肩関節前方脱臼の代表的な型です。
肩関節は可動域が広い反面、骨性の安定性が比較的低く、関節唇や靱帯、筋による支持が重要です。

前方脱臼では、上腕骨頭が前下方へ逸脱し、関節窩前方部や関節唇が損傷されることがあります。
この支持機構が損なわれると、肩関節の安定性が低下し、反復性脱臼の要因になります。

ひっかけポイント
反復性肩関節脱臼では、単なる神経麻痺や骨折ではなく、前方支持機構の損傷がポイントです。関節窩前方部、関節唇、関節包靱帯を結びつけて覚えます。

選択肢の確認

1.大結節骨折
誤り。
大結節骨折は肩関節脱臼に合併することがありますが、反復性脱臼の主な要因として最も重要なのは前方支持機構の損傷です。

2.腋窩神経麻痺
誤り。
腋窩神経麻痺は肩関節脱臼で注意すべき合併症ですが、反復性脱臼の直接的な要因としては前方関節窩損傷が重要です。

3.前方関節窩損傷
正しい。
肩関節前方脱臼では、前方関節窩や関節唇が損傷されると肩関節の安定性が低下します。その結果、反復性脱臼の要因となります。

4.上方関節唇損傷
誤り。
上方関節唇損傷は肩関節障害として重要ですが、烏口下脱臼が反復性になる要因として最も適切なのは前方関節窩損傷です。

覚えるポイント

  • 肩関節烏口下脱臼は、肩関節前方脱臼の代表です。
  • 反復性脱臼では、前方関節窩損傷が重要です。
  • 前方関節唇損傷や関節包靱帯損傷も、肩の前方不安定性に関係します。
  • 腋窩神経麻痺は合併症として覚えますが、反復性の主因とは区別します。

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