34AM16第34回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学脱臼・小児肘肩鎖関節脱臼

肩鎖関節上方脱臼の整復で助手が行う患側上肢の牽引方向はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、肩鎖関節上方脱臼の整復操作における患側上肢の牽引方向を理解しているかが問われています。

肩鎖関節上方脱臼では、肩甲骨・上肢の位置を整え、鎖骨遠位端と肩峰の位置関係を戻すことが重要です。
助手は患側上肢を後上方へ牽引します。

解説

肩鎖関節上方脱臼では、鎖骨遠位端が上方へ突出して見えます。これは鎖骨だけが単独で上がるというより、肩甲骨と上肢が下垂することで相対的に突出が目立つと考えると理解しやすいです。

整復では、術者が鎖骨遠位端を操作し、助手が患側上肢を牽引して肩甲骨と上肢の位置を整えます。
このときの患側上肢の牽引方向は後上方です。

整復で見るポイント
肩鎖関節脱臼では、鎖骨遠位端の突出だけでなく、肩甲骨・上肢の下垂を意識します。整復後は再転位しやすいため、固定も重要です。

選択肢の確認

1.前上方
誤り。
肩鎖関節上方脱臼の整復で助手が行う患側上肢の牽引方向としては不適切です。前方成分ではなく、後上方への牽引で整理します。

2.前下方
誤り。
前下方への牽引では、肩甲骨と上肢を整復方向へ導く操作として不適切です。下方へ牽引すると、上肢の下垂を助長するおそれがあります。

3.後上方
正しい。
肩鎖関節上方脱臼の整復では、助手が患側上肢を後上方へ牽引します。肩甲骨・上肢を持ち上げ、鎖骨遠位端と肩峰の位置関係を整えるために重要です。

4.後下方
誤り。
後方成分は含まれますが、下方への牽引は肩甲骨・上肢の下垂を補正する方向ではありません。正しくは後上方です。

覚えるポイント

  • 肩鎖関節上方脱臼の整復では、患側上肢を後上方へ牽引します。
  • 鎖骨遠位端の突出は、肩甲骨・上肢の下垂との関係で考えます。
  • 整復後は再転位防止の固定が重要です。
  • 肩鎖関節脱臼では、整復方向と固定法をセットで覚えます。

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