34AM19第34回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学脱臼・小児肘肩関節烏口下脱臼

肩関節烏口下脱臼の固定で正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、肩関節烏口下脱臼の整復後固定を理解しているかが問われています。

肩関節前方脱臼では、整復後に再脱臼を防ぐため、上腕を体幹に保持します。
固定法として、麦穂帯で上腕を体幹に固定することが重要です。

解説

肩関節烏口下脱臼は、肩関節前方脱臼の代表的な型です。
整復後は、関節包や靱帯、関節唇などの損傷部位を安静にし、再脱臼を防ぐために固定を行います。

固定では、上腕を体幹に密着させるように保持します。
麦穂帯は、肩から上腕、体幹にかけて巻く包帯法で、肩関節周囲の固定に用いられます。

施術現場での注意点
肩関節脱臼では、固定後も腋窩神経障害、末梢循環障害、疼痛増悪、皮膚圧迫を確認します。若年者では反復性脱臼にも注意します。

選択肢の確認

1.固定期間は6週とする。
誤り。
肩関節烏口下脱臼の固定期間として、6週を一律に基本とするのは長めです。固定期間は年齢、損傷状態、疼痛、再脱臼リスクなどを考慮します。

2.肘部に枕子を当てる。
誤り。
肩関節烏口下脱臼の固定で重要なのは、上腕を体幹に固定し、肩関節を安定させることです。肘部に枕子を当てることが中心的な固定法ではありません。

3.鎖骨上神経の感覚障害に注意する。
誤り。
肩関節前方脱臼で特に注意する神経は腋窩神経です。三角筋部の感覚異常や三角筋の機能を確認します。

4.麦穂帯で上腕を体幹に固定する。
正しい。
肩関節烏口下脱臼の整復後は、麦穂帯などを用いて上腕を体幹に固定します。再脱臼予防と損傷組織の安静保持が目的です。

覚えるポイント

  • 肩関節烏口下脱臼は、肩関節前方脱臼の代表です。
  • 整復後は、麦穂帯で上腕を体幹に固定します。
  • 注意すべき神経は、鎖骨上神経ではなく腋窩神経です。
  • 固定後も、疼痛、しびれ、皮膚色、運動障害を確認します。

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