34AM35|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
アキレス腱断裂の固定で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、アキレス腱断裂の固定肢位と固定管理を理解しているかが問われています。
アキレス腱断裂では、断裂端を近づけるために足関節を底屈位にします。
柔道整復師国家試験では、固定肢位として自然下垂位を押さえます。
解説
アキレス腱は、下腿三頭筋と踵骨をつなぐ強力な腱です。
断裂すると、足関節底屈力が低下し、つま先立ちが困難になります。トンプソンテストも重要な確認法です。
固定では、断裂した腱の両端を近づけることが目的です。
足関節を自然下垂位、つまり底屈位で固定することで、アキレス腱にかかる張力を減らします。
治療経過では、初期の底屈位をずっと維持するのではなく、経過に応じて徐々に肢位を調整していきます。
また、初期には免荷が必要で、固定除去の時期も短すぎてはいけません。
施術現場での注意点
アキレス腱断裂では、ふくらはぎを蹴られたような感覚、陥凹、底屈力低下、つま先立ち困難を確認します。断裂が疑われる場合は、適切な固定と医科への紹介判断が重要です。
選択肢の確認
1.免荷は不要である。
誤り。
アキレス腱断裂では、断裂部に過度な負荷がかからないようにする必要があります。初期から免荷不要とするのは不適切です。
2.自然下垂位で固定する。
正しい。
アキレス腱断裂では、断裂端を近づけるために足関節を底屈位にします。固定肢位として自然下垂位をとることが重要です。
3.初期の固定肢位を維持する。
誤り。
初期には底屈位で固定しますが、経過に応じて徐々に足関節肢位を調整します。初期肢位を最後まで維持するという考え方は不適切です。
4.4〜5週で固定を除去する。
誤り。
アキレス腱断裂では、4〜5週で固定を完全に除去するのは早すぎます。腱の修復状態や疼痛、機能回復を確認しながら段階的に管理します。
覚えるポイント
- アキレス腱断裂では、足関節を自然下垂位で固定します。
- 自然下垂位は、断裂端を近づけるための底屈位として理解します。
- 初期は免荷が必要です。
- 固定肢位は経過に応じて段階的に調整します。