34AM36|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷足関節外側靱帯
足関節外側靱帯損傷で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、足関節外側靱帯損傷の発生機序と検査所見を理解しているかが問われています。
足関節外側靱帯損傷は、足部の内がえしで発生しやすい損傷です。
特に損傷されやすいのは、外側靱帯のうち前距腓靱帯です。
解説
足関節外側靱帯は、主に前距腓靱帯、踵腓靱帯、後距腓靱帯から構成されます。
足関節を内がえししたとき、外側の靱帯が引き伸ばされて損傷します。
最も損傷頻度が高いのは前距腓靱帯です。
重症例では踵腓靱帯を合併して損傷することがありますが、後距腓靱帯の単独損傷は多くありません。
検査では、前方引き出しテストや内反動揺検査が重要です。
外反動揺検査は、主に内側靱帯の評価で用いられます。
鑑別のポイント
足関節捻挫では、外果周囲の圧痛、腫脹、皮下出血、歩行可否を確認します。外果骨折や第5中足骨基部骨折との鑑別も重要です。
選択肢の確認
1.足部の内がえしで発生する。
正しい。
足関節外側靱帯損傷は、足部が内がえしされることで外側靱帯が引き伸ばされて発生します。足関節捻挫で最も重要な発生機序です。
2.後距腓靱帯の単独損傷が多い。
誤り。
外側靱帯損傷で最も多いのは前距腓靱帯損傷です。後距腓靱帯の単独損傷は多くありません。
3.足関節中間位での不安定性は前距腓靭帯の断裂を疑う。
誤り。
前距腓靱帯は、足関節底屈位での前方不安定性と関係します。足関節中間位での不安定性を前距腓靱帯断裂とするのは不適切です。
4.外反動揺検査は有効な指標である。
誤り。
足関節外側靱帯損傷では、内反方向の不安定性を確認します。外反動揺検査は、内側靱帯損傷の評価で重要です。
覚えるポイント
- 足関節外側靱帯損傷は、内がえしで発生します。
- 最も損傷されやすいのは、前距腓靱帯です。
- 外側靱帯損傷では、前方引き出しテストや内反動揺検査を確認します。
- 外反動揺検査は、内側靱帯損傷の評価で使います。