34AM37|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷足関節外側靱帯
足関節外側靱帯損傷の治療で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、足関節外側靱帯損傷の治療と後療法を理解しているかが問われています。
足関節外側靱帯損傷では、再発予防のために外側支持機構を高めることが重要です。
後療法では、足部の外がえしに関与する腓骨筋群の強化を行います。
解説
足関節外側靱帯損傷は、足部の内がえしで発生します。
急性期は安静、冷却、圧迫、挙上などを行い、損傷の程度に応じて固定します。
後療法では、関節可動域の回復、筋力強化、固有感覚トレーニングを行います。
特に腓骨筋群は足部を外がえし方向に働かせ、内がえし捻挫の再発予防に重要です。
固定中でも、固定の妨げにならない範囲で足趾運動を行い、循環改善や浮腫予防を図ります。
施術現場での注意点
足関節捻挫では、軽症に見えても靱帯損傷や骨折を伴うことがあります。圧痛部位、腫脹、皮下出血、荷重可否、神経血管症状を確認します。
選択肢の確認
1.II度損傷では約5週の固定が必要である。
誤り。
II度損傷で約5週の固定を一律に必要とするのは長めです。固定期間は損傷程度や疼痛、腫脹、不安定性をみて判断しますが、国試では過度な固定期間として注意します。
2.III度損傷では約8週の固定が必要である。
誤り。
III度損傷では強い不安定性を伴うため固定が必要になりますが、約8週を一律の固定期間として選ぶのは不適切です。長すぎる固定は拘縮や筋力低下の原因になります。
3.後療法では腓骨筋群の強化を図る。
正しい。
腓骨筋群は足部の外がえしに働き、内がえし捻挫の再発予防に重要です。足関節外側靱帯損傷の後療法では、腓骨筋群の強化を図ります。
4.足趾の運動は固定除去後に行う。
誤り。
足趾運動は、固定中でも可能な範囲で行います。循環改善、浮腫予防、筋萎縮や関節拘縮の予防に役立ちます。
覚えるポイント
- 足関節外側靱帯損傷の後療法では、腓骨筋群の強化が重要です。
- 腓骨筋群は、足部の外がえしに働きます。
- 足趾運動は、固定中から可能な範囲で行います。
- 固定期間は、損傷程度と症状に応じて過不足なく考えます。