34PM30|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学血液・腫瘍・輸血貧血・白血病・腫瘍
皮膚や皮下の腫瘤の触診で悪性を疑う所見はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、皮膚や皮下腫瘤の触診で、悪性腫瘍を疑う所見が問われています。
腫瘤では、大きさ、硬さ、表面、境界、可動性、圧痛、増大速度を確認します。
解説
悪性を疑う腫瘤では、一般に硬い、表面が不整、境界が不明瞭、周囲組織に固定され可動性が乏しい、急速に増大するなどの所見が重要です。
選択肢の中では、表面が不整であることが悪性を疑う所見として最も適切です。
柔らかい腫瘤や可動性のある腫瘤は、脂肪腫などの良性病変でみられやすい所見です。圧痛は炎症性病変などでもみられ、悪性を示す決め手にはなりません。
臨床でのイメージ
腫瘤が硬く、不整で、動きにくく、急に大きくなる場合は注意が必要です。柔道整復師の施術対象として安易に扱わず、医科受診を勧める視点が重要です。
選択肢の確認
1.柔らかい。
誤り。
柔らかい腫瘤は、脂肪腫など良性病変でみられることがあります。悪性を強く疑う所見としては、硬さや不整、固定性が重要です。
2.圧痛がある。
誤り。
圧痛は炎症や感染、外傷性病変でもみられます。圧痛の有無だけで悪性を疑う所見としては不十分です。
3.可動性がある。
誤り。
可動性がある腫瘤は、周囲組織に浸潤していない良性病変でみられやすい所見です。悪性では可動性が低下することがあります。
4.表面が不整である。
正しい。
表面不整は悪性腫瘍を疑う所見の1つです。周囲への浸潤や不規則な増殖を反映している可能性があります。
覚えるポイント
- 悪性腫瘤では硬い、不整、境界不明瞭、可動性低下が重要。
- 柔らかい、可動性がある腫瘤は良性でみられやすい。
- 圧痛は炎症でもみられるため、悪性の決め手ではない。
- 不審な腫瘤は安易に施術せず、医科への受診を考える。