112F17|第112回 医師国家試験 過去問

総合診療・救急・ケアリハビリテーション介護保険・在宅支援

地域包括ケアシステムについて誤っているのはどれか。

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正解: d

正答

d

この問題のポイント

地域包括ケアは高齢者が暮らす身近な日常生活圏域で、医療・介護と生活全体を支える仕組みです。二次医療圏とは目的と広さが異なります。

解説

地域包括ケアシステムは、介護が必要になっても住み慣れた地域で尊厳を保ち、自分らしく暮らすことを目指します。医療、介護、予防、生活支援、住まいを切れ目なく組み合わせます。圏域はおおむね30分以内に必要なサービスが届く日常生活圏域、具体的には中学校区程度が想定され、地域事情に応じて設定されます。一般的な入院医療などの整備単位である二次医療圏を、そのまま日常生活支援の単位とするものではありません。

選択肢の確認

a 自立生活の支援を目指す。
正しい内容です。できる力を生かし、自立した生活を継続できるように支援します。

b 高齢者の尊厳の保持を目指す。
正しい内容です。支援を受ける人の尊厳や意思を尊重することが基本です。

c 住み慣れた地域での暮らしを支える。
正しい内容です。住み慣れた地域で最期まで暮らし続けられることを目指します。

d 二次医療圏単位でサービスを提供する。
誤った内容なので正答です。身近な日常生活圏域を想定し、二次医療圏単位で一律に提供する制度ではありません。

e 医療・介護・予防・生活支援・住まいが一体的に提供される。
正しい内容です。疾病治療だけでは暮らしは成り立たないため、5つの要素を一体的に整えます。

覚えるポイント

地域包括ケアは日常生活圏域、二次医療圏は入院医療などの整備単位と区別します。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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