112F25|第112回 医師国家試験 過去問
保健所の業務として誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: c
正答
c
この問題のポイント
保健所は地域保健の専門的・広域的な拠点です。医療保険の加入・保険料・給付事務を担う保険者とは区別します。
解説
保健所では感染症、食品衛生、精神保健、難病相談などの専門的な保健行政を行い、地域の健康を支えます。保健師による訪問活動や人口動態統計に関する業務も含まれます。一方、健康保険や国民健康保険などの資格・保険料・給付を扱う事務は、各保険者や市町村の担当部門などが担います。名称に「保健」が含まれていても、保健所と保険者は同じ機関ではありません。
選択肢の確認
a 難病に関する相談を受ける。
正しい業務です。難病患者・家族の相談や療養支援、関係機関との連携を担います。
b 食中毒患者の届出を受ける。
正しい業務です。医師が食中毒患者などを診断した際の届出を受け、原因調査や拡大防止につなげます。
c 医療保険に関する事務を行う。
誤った業務なので正答です。医療保険の資格管理や給付などは保険者等の業務で、保健所の通常業務ではありません。
d 保健師による家庭訪問活動を行う。
正しい業務です。感染症や精神保健、難病など、対象者の生活の場で保健指導・支援を行うことがあります。
e 人口動態統計に関する事務を行う。
正しい業務です。人口動態に関する統計の取りまとめなどは地域保健行政の基礎となります。
覚えるポイント
保健所は地域保健・衛生行政、医療保険事務は保険者等と、役割で区別します。
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