115A13|第115回 医師国家試験 過去問

内科系消化器内科肝疾患・門脈圧亢進

ヘモクロマトーシスで認められるのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: a・d

正解

  • a 肝硬変
  • d 糖尿病

解説

ヘモクロマトーシスは、体内に鉄が過剰に沈着する病態です。鉄は肝、膵、心、皮膚などに沈着し、臓器障害を引き起こします。

代表的なのが、肝障害による肝硬変と、膵障害による糖尿病です。古典的には皮膚の色素沈着を伴って、いわゆる bronze diabetes と表現されることもあります。

各選択肢の検討

  • a 肝硬変
    適切です。肝への鉄沈着が進行すると肝線維化、肝硬変をきたします。

  • b 高血圧
    不適切です。ヘモクロマトーシスの代表的所見ではありません。

  • c 腎不全
    不適切です。主な障害臓器ではありません。

  • d 糖尿病
    適切です。膵に鉄が沈着し、インスリン分泌障害を起こして糖尿病になります。

  • e 皮膚色素脱失
    不適切です。皮膚は色素脱失ではなく色素沈着が特徴です。

ひっかけポイント

この問題では、皮膚色素脱失に引っ張られないことが大切です。
ヘモクロマトーシスでは、皮膚は白くなるのではなく、むしろ褐色調に色素沈着します。

覚えるポイント

  • ヘモクロマトーシスでは、肝硬変、糖尿病、皮膚色素沈着が重要です。
  • 鉄沈着の障害臓器をセットで覚えると解きやすくなります。

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