116A15|第116回 医師国家試験 過去問
内科系腎・泌尿器急性腎障害・電解質
急性腎障害の診断に用いられる指標はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: c・e
正解
- c 時間尿量
- e 血清クレアチニン値の上昇速度
解説
急性腎障害、AKI の診断では、基本的に次の2本柱で判断します。
- 血清クレアチニンの急上昇
- 尿量の低下
したがって、診断に用いられる指標は 時間尿量 と 血清クレアチニン値の上昇速度 です。
正しい選択肢
c 時間尿量
正しいです。AKI では、一定時間あたりの尿量低下が重要な診断基準になります。e 血清クレアチニン値の上昇速度
正しいです。血清クレアチニンが短期間で上昇することが AKI 診断の中心です。
誤っている選択肢
a 尿蛋白量
誤りです。蛋白尿は原因検索には有用ですが、AKI 診断基準そのものではありません。b 腎の長径
誤りです。腎サイズは慢性腎障害の評価では参考になりますが、AKI 診断の中心ではありません。d 尿潜血の程度
誤りです。尿潜血も原因検索には役立ちますが、AKI 診断指標ではありません。
国試での判断軸
AKI を見たら、まず
Cr 上昇 と 尿量低下
を思い出せるかが大切です。
覚えるポイント
- AKI の診断基準は Cr と尿量
- 尿蛋白、尿潜血は原因検索
- 腎サイズは慢性変化の評価