117C9|第117回 医師国家試験 過去問
内科系感染症感染対策・予防策
感染症法上の五類感染症のうち、全数把握対象疾患である梅毒、風疹、麻疹、後天性免疫不全症候群、薬剤耐性アシネトバクター感染症について、発生動向調査によるそれぞれの患者数の年次推移を別に示す。 風疹はどれか。
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正解: c
正解
c C
解説
風疹は、毎年ほぼ一定数で推移する病気というより、流行年に患者数が大きく増え、その後は大きく減少するという波のある推移を示しやすい。
この特徴的な流行パターンに合うのが C である。
風疹の年次推移の特徴
- 非流行年は患者数が少ない。
- 流行が起こる年には急増する。
- 流行後は再び大きく減少する。
このような山がはっきりした推移が風疹を見分けるポイントになる。
他の疾患との見分け方
梅毒
流行年だけ突出するというより、比較的持続的な増加傾向でみることが多い。麻疹
排除状態の維持により、全体としては低水準で推移しやすい。後天性免疫不全症候群
風疹のような急激な流行ピークより、比較的安定した報告数でみる。薬剤耐性アシネトバクター感染症
報告数はかなり少なく、目立った大流行型にはなりにくい。
覚えるポイント
風疹は、流行年に大きなピークをつくる感染症として覚える。
グラフ問題では、急増と急減を繰り返す波状の推移が手がかりになる。