117C10第117回 医師国家試験 過去問

脳・精神・感覚器・皮膚皮膚科血管・膠原病関連皮膚

角層細胞間脂質を構成するのはどれか。

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正解: b

正解

b セラミド

解説

角層のバリア機能は、角質細胞そのものだけでなく、細胞どうしの間を満たす細胞間脂質によって保たれている。
この細胞間脂質の中心的成分がセラミドである。

セラミドは水分保持と外界からの刺激防御に重要で、減少すると皮膚の乾燥やバリア機能低下につながる。

各選択肢の検討

  • a ケラチン
    誤りである。ケラチンは角質細胞内の構造タンパクであり、細胞間脂質ではない。

  • b セラミド
    正しい。角層細胞間脂質の代表的成分である。

  • c アミロイド
    誤りである。異常タンパクの沈着物であり、角層細胞間脂質ではない。

  • d デスモソーム
    誤りである。細胞どうしを接着する構造である。

  • e ヘミデスモソーム
    誤りである。基底膜と細胞を接着する構造である。

覚えるポイント

角層のバリア機能で重要なのは、セラミドを中心とする細胞間脂質である。
国試では、ケラチンは細胞内、セラミドは細胞間と整理すると覚えやすい。

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