117D11|第117回 医師国家試験 過去問
外科系整形外科小児整形
肘内障でみられるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・b
正解
a 上肢下垂位
b 前腕回内位
解説
肘内障は、小児に多い橈骨頭亜脱臼である。
典型的には、手を引っ張られたあとに、患児が腕を使わなくなり、上肢をだらりと下げ、前腕を回内位にして保持する。
典型的な肢位
- 上肢下垂位
- 前腕回内位
- 肘は軽く屈曲していることが多い
このため、正しいのは a と b である。
各選択肢の検討
a 上肢下垂位
正しい。腕を動かさず、下げたままにしていることが多い。b 前腕回内位
正しい。肘内障で最も典型的な肢位である。c 肘関節腫脹
誤り。肘内障では通常、明らかな腫脹は目立たない。腫脹があれば骨折などを考える。d 肘関節発赤
誤り。炎症性疾患ではなく、発赤は通常みられない。e 肘関節伸展位
誤り。典型的には軽度屈曲位で保持し、伸展位が特徴ではない。
ひっかけポイント
肘内障は、痛がって腕を使わないため重症に見えるが、
腫脹や発赤が乏しいことが大きな手がかりである。
見た目に腫れていれば、肘内障より骨折を疑う。
覚えるポイント
肘内障 = 上肢下垂位 + 前腕回内位
この組合せをまず思い出す。