118F15第118回 医師国家試験 過去問

社会医学・医療システム公衆衛生産業保健

作業環境管理はどれか。

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正解: e

正解

e 有害物質使用工程の密閉化

労働衛生の3管理

労働衛生は、次の3つで整理するのが基本です。

作業環境管理

有害因子を作業環境そのものから減らす管理です。

代表例は、

  • 発生源の密閉
  • 局所排気装置
  • 有害物質の代替

です。

作業管理

作業方法や作業時間、保護具の使い方を調整する管理です。

健康管理

健康診断や保健指導など、労働者側の健康状態を把握して守る管理です。

なぜ密閉化が作業環境管理か

有害物質使用工程の密閉化は、有害物質が作業空間へ拡散するのを防ぐ発生源対策です。
これは作業環境そのものを改善するため、典型的な 作業環境管理 に当たります。

他の選択肢が誤りの理由

a 安全な手順の教育

作業方法の指導であり、作業管理 です。

b 暑熱作業の時間制限

作業時間や作業負荷の調整なので、作業管理 です。

c 防塵マスク使用の徹底

保護具の使用は、作業者の行動に関する管理であり 作業管理 です。
発生源対策ではありません。

d 血中鉛高値者の保健指導

健康診断結果に基づく対応であり、健康管理 です。

e 有害物質使用工程の密閉化

正解です。
有害因子を作業場へ出さないための 作業環境管理 です。

覚えるポイント

この分野は、

  • 環境を変える → 作業環境管理
  • 作業のやり方を変える → 作業管理
  • 人の健康をみる → 健康管理

で整理すると解きやすくなります。

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