118F17|第118回 医師国家試験 過去問
内科系血液造血器腫瘍
著明な脾腫をきたすのはどれか。
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正解: c
正解
c 慢性骨髄性白血病
なぜ著明な脾腫をきたすのか
慢性骨髄性白血病では、骨髄系細胞が持続的に増殖します。
その結果、
- 脾臓への血球貯留
- 脾臓での髄外造血
が進み、巨大脾腫 を来しやすくなります。
国試では、著明な脾腫といえば慢性骨髄性白血病 という対応が非常に重要です。
他の選択肢との違い
a 多発性骨髄腫
多発性骨髄腫は形質細胞腫瘍で、骨病変、腎障害、高カルシウム血症などが中心です。
脾腫は代表的ではありません。
b 急性骨髄性白血病
脾腫を伴うことはありますが、慢性骨髄性白血病ほどの著明な脾腫は典型的ではありません。
c 慢性骨髄性白血病
正解です。
慢性骨髄性白血病では、著明な脾腫が典型所見です。
d 急性リンパ性白血病
急性白血病でも肝脾腫はあり得ますが、巨大脾腫の代表ではありません。
e 成人T細胞白血病・リンパ腫
リンパ節腫脹、皮疹、高カルシウム血症などが目立つことが多く、著明な脾腫が最も特徴的とは言えません。
ひっかけポイント
白血病ならどれも脾腫を起こしそうに見えますが、著明な脾腫 が問われたら、まず 慢性骨髄性白血病 を考えます。
覚えるポイント
巨大脾腫で頻出なのは、
- 慢性骨髄性白血病
- 骨髄線維症
- ヘアリー細胞白血病
です。
この問題では選択肢の中で最も典型的なのが 慢性骨髄性白血病 です。