120B4|第120回 医師国家試験 過去問
脳・精神・感覚器・皮膚精神科睡眠障害・摂食障害
不眠症に該当するのはどれか。
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正解: e
正解
e 職業や学業などの日常生活に問題が生じる不眠
解説
不眠症は、十分な睡眠の機会があるにもかかわらず、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒などの睡眠の問題があり、その結果として日中の眠気、集中力低下、気分不良、学業や仕事への支障などの日中機能障害を伴う状態です。
単に一時的に眠れないだけでは不眠症とはいえず、日常生活への影響が重要な判断材料になります。
各選択肢の検討
a 週に1回の不眠
慢性不眠症の診断を考えるうえでは頻度が不足します。b カフェイン摂取後の不眠
物質の影響による一過性の睡眠障害であり、不眠症そのものとはいえません。c 4時間昼寝をした日の夜の入眠困難
睡眠習慣の影響によるものであり、不眠症の典型像ではありません。d 夜間勤務の休憩中に仮眠が取れない。
交代勤務や概日リズムの影響が大きく、一般的な不眠症とは区別して考えます。e 職業や学業などの日常生活に問題が生じる不眠
日中機能障害を伴っており、不眠症を考える重要な所見です。
覚えるポイント
- 不眠症では、夜の睡眠の問題と日中の支障の両方を確認します。
- 国試では、一時的な眠れなさと、生活に支障を来す不眠を区別することが大切です。