120B9第120回 医師国家試験 過去問

内科系循環器肺循環・血栓塞栓

片側の下腿浮腫をきたすことが多いのはどれか。

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正解: d

正解

d 深部静脈血栓症

解説

片側の下腿浮腫では、まず局所の静脈還流障害を考えます。
深部静脈血栓症では、下肢深部静脈が血栓で閉塞し、静脈圧が上昇するため、片側性の腫脹、浮腫、疼痛、熱感がみられやすくなります。

各選択肢の検討

  • a 肝硬変
    低アルブミン血症や門脈圧亢進を背景に、両側性浮腫や腹水をきたしやすいです。

  • b 橋本病
    甲状腺機能低下による浮腫は全身性、左右対称にみられることが多いです。

  • c うっ血性心不全
    うっ血による浮腫は両側性になりやすいです。

  • d 深部静脈血栓症
    正しい選択肢です。片側下肢の静脈うっ滞により、片側性の下腿浮腫をきたします。

  • e ネフローゼ症候群
    低アルブミン血症による全身性浮腫で、両側性になりやすいです。

国試での判断軸

  • 片側の浮腫なら、深部静脈血栓症やリンパ浮腫などの局所要因を考えます。
  • 両側の浮腫なら、心不全、腎疾患、肝疾患、内分泌疾患などの全身要因を考えるのが基本です。

この問題では、**「片側」**が最重要のキーワードです。

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