27PM24|第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問
次の記述のうち、精神保健福祉士法に規定される精神保健福祉士の義務として、正しいものを2つ選びなさい。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・2
正答
1、2
この問題のポイント
精神保健福祉士法は、利用者の立場に立った誠実な業務と、保健医療・福祉等の関係者との連携保持を義務として規定しています。
解説
精神保健福祉士は、個人の尊厳を保持し、常に利用者の立場に立って誠実に業務を行う誠実義務を負います。また、相談援助を切れ目なく提供するため、保健医療サービス、福祉サービス等の提供者その他の関係者との連携を保つ義務があります。資質向上は重要な責務ですが、選択肢のように省令で定める特定研修の受講を一律義務づける表現ではありません。秘密保持は退職後も続き、10年で解除されません。精神保健福祉士は医師の指示下だけで全業務を行う職種ではなく、専門的判断と多職種協働を区別します。
選択肢の確認
1.保健医療サービス、障害福祉サービス等の提供者と連携を保つ。
正しい。関係者との連携を保ち、本人に必要な支援を総合的に提供する法定義務です。
2.担当する利用者の立場に立って誠実に業務を行う。
正しい。個人の尊厳を保持し、利用者本位で誠実に業務を行う義務です。
3.資質向上のため、厚生労働省令で定める研修を受講する。
誤り。資質向上は求められますが、全員に特定の省令研修受講を法定義務とする記述ではありません。
4.職を辞した後の秘密保持義務は、10年で解除される。
誤り。業務で知った秘密を守る義務は退職後も続き、10年で自動解除されません。
5.業務を行うに当たっては、主治医の指示を受ける。
誤り。医療チームでは連携しますが、すべての業務を主治医の指示下に置く規定ではありません。
覚えるポイント
法定義務は「誠実」「連携」「秘密保持」「信用失墜行為の禁止」などです。本人中心と専門職間の協働を両立させます。