27PM31第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第27・28回)専門科目ソーシャルワークの理論と方法(専門)

次の記述のうち、インターディシプリナリー・モデルによる支援として、正しいものを2つ選びなさい。

2つ選択
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正解: 4・5

正答

4、5

この問題のポイント

インターディシプリナリー・モデルでは、各専門職が専門性を保ちつつ、対等に情報と見解を交換し、相互作用から統合した支援方針を作ります。

解説

このモデルでは、医師を頂点とする指示系統でも、各職種が別々に仕事を並べるだけでもなく、多職種が共通目標と本人の希望を軸に検討します。地域移行会議で精神保健福祉士が制度情報を提供し、多職種が対等に参加する4、各専門職が見解を述べ合い方針を共同決定する5が該当します。ACTで作業療法士が服薬も確認するように職種の役割を越えて共有するのはトランスディシプリナリーの特徴です。本人もチームの意思決定主体として参加します。

選択肢の確認

1.入院時カンファレンスで、医師の指導により精神保健福祉士が患者の家族関係を確認する。
誤り。医師の指導を中心とする階層的分業で、対等な相互作用と共同決定を示しません。

2.精神科デイ・ケアで、看護師が運動プログラムを担当する。
誤り。一職種の業務記述だけで、多職種間の統合的な検討を示していません。

3.包括型地域生活支援(ACT)チームで、作業療法士がクライエントの服薬状況を確認する。
誤り。職種間で役割を越えて共有するトランスディシプリナリー・モデルの特徴です。

4.多職種が対等な立場で参加する地域移行支援会議で、精神保健福祉士からクライエントが活用できる制度について述べる。
正しい。専門性を持ち寄り、対等な協議へ制度面の見解を提供しています。

5.ケア会議で、就労支援及び医療機関スタッフがそれぞれ専門職の立場から意見を述べ合い支援方針を決める。
正しい。各専門職の見解を交換・統合して共同の支援方針を決めています。

覚えるポイント

マルチは「並列」、インターは「専門性を保って相互作用・統合」、トランスは「役割を越えて共有」と整理します。

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