27PM33第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第27・28回)専門科目ソーシャルワークの理論と方法(専門)

次の記述のうち、精神保健福祉士が行うソーシャルアクションとして、適切なものを1つ選びなさい。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

ソーシャルアクションは、満たされないニーズの背景にある制度・政策・資源配分を変えるため、行政や社会へ集団的・組織的に働きかける活動です。

解説

地域に必要なサービスや制度が不足している時、当事者・住民と課題を明らかにし、調査、提言、要望、世論形成などを通じて国や自治体へ変革を求めるのがソーシャルアクションです。社会資源の開発を行政に働きかける2が該当します。支援が届かない人を訪ねるアウトリーチ、地域のつながりを強めるコミュニティワーク、専門職へ助言を求めるコンサルテーション、既存資源へつなぐリンケージとは働きかけの対象と目的が異なります。当事者を代弁の対象だけにせず、運動の主体として参加を保障します。

選択肢の確認

1.積極的に地域へ出向き、支援が必要なクライエントを発見する。
誤り。支援が届かない人に接近するアウトリーチの説明です。

2.社会資源の開発のために、国や地方自治体に働きかける。
正答。適切です。制度や資源配分を変える政策的働きかけがソーシャルアクションです。

3.社会関係資本を形成するために、地域における人々の精神的な絆{きずな}を強める。
誤り。地域のネットワークと相互信頼を育てるコミュニティ形成です。

4.クライエントの支援に関する助言を他の専門職に求める。
誤り。専門的助言を受けるコンサルテーションで、政策変革活動ではありません。

5.クライエントのニーズを充足するために、社会資源につなげる。
誤り。本人と既存資源を結ぶリンケージ・仲介の活動です。

覚えるポイント

アウトリーチは「出向く」、リンケージは「つなぐ」、コンサルテーションは「助言」、ソーシャルアクションは「制度を変える」です。

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