27PM39第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第27・28回)専門科目精神障害リハビリテーション論

A精神保健福祉士が勤務する地域活動支援センターでは、これまで新型コロナウィルス感染症の流行のため利用人数や利用時間を制限していたが、全面的に再開した。再開後これまでのメンバーに加えて、新たなメンバーも増えてきた。メンバー同士の交流が増えるにつれて、A精神保健福祉士に対して「他の人からの誘いを断りたいけど、うまく断れなくて困っている」「自分の意見や考えをうまく伝えられるようになりたい」といった相談が多くなった。そこでA精神保健福祉士は、相手の気持ちを大切にしながら自分の意見を主張できることを目指す集団プログラムの実施をメンバーに提案した。 次のうち、このプログラムとして、適切なものを1つ選びなさい。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

相手の権利と気持ちを尊重しながら、自分の意見・要求・断りを率直に表現する技能を練習するのはアサーショントレーニングです。

解説

アサーションは、自分を抑えて相手に従う非主張的態度でも、相手を傷つけて押し通す攻撃的態度でもありません。自分と相手の双方を尊重し、「私は〜と感じる」「今回は参加できません」などを具体的に伝えます。プログラムでは場面設定、モデル、ロールプレイ、フィードバック、反復練習を行い、断ることへの不安や文化的背景にも配慮します。リワークは職場復帰、TEACCHは自閉症支援、SMARPPは薬物依存症再発予防、IMRは疾病管理とリカバリーのプログラムです。

選択肢の確認

1.リワークプログラム
誤り。精神的不調による休職者の再発予防と職場復帰を準備するプログラムです。

2.アサーショントレーニング
正答。適切です。相手を尊重しながら自分の意見や断りを表現する技能を練習します。

3.TEACCH
誤り。自閉スペクトラム症の特性を踏まえ、環境の構造化等を行う包括的支援です。

4.SMARPP
誤り。認知行動療法等を基盤とする薬物依存症の再発予防プログラムです。

5.IMR
誤り。疾病管理の知識・技能と本人のリカバリー目標を統合するプログラムです。

覚えるポイント

アサーションは「自分も相手も尊重」。断る、頼む、気持ちを伝える場面をロールプレイし、本人らしい表現を増やします。

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