27PM6第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第27・28回)専門科目精神医学と精神医療

次の記述のうち、社会生活技能訓練(SST)の説明として、正しいものを1つ選びなさい。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

SSTは、望む生活場面で必要となる対人・生活技能を、認知行動療法の学習原理を用いて具体的に練習する方法です。

解説

SSTでは、本人が取り組みたい場面を選び、モデル提示、ロールプレイ、肯定的フィードバック、改善点の提案、反復練習、宿題などを行います。考え方と行動の関係を扱い、学習した技能を実生活へ一般化するため、認知行動療法の考えを取り入れています。できない点を矯正するだけでなく、本人の既にできている点を具体的に認め、目標を共同で決めます。絶対臥褥は森田療法、心理劇はサイコドラマ、絵画・音楽は表現療法であり、SSTとは方法が異なります。

選択肢の確認

1.精神分析の考え方を応用したプログラムの一つである。
誤り。無意識の分析を中心とせず、学習理論と認知行動的技法を基盤にします。

2.絶対臥褥{がじょく}により活動意欲を高める。
誤り。絶対臥褥は森田療法の治療段階で、SSTの方法ではありません。

3.自己認識を深める心理劇である。
誤り。心理劇はサイコドラマであり、具体的生活技能を練習するSSTとは異なります。

4.認知行動療法の考えを取り入れている。
正しい。ロールプレイとフィードバックなど認知行動的学習を用います。

5.絵画や音楽を通じた表現的精神療法の一つである。
誤り。芸術を媒介とする表現療法の説明で、社会生活技能訓練ではありません。

覚えるポイント

SSTは「目標場面を選ぶ→見本→ロールプレイ→肯定的フィードバック→再練習→実生活で試す」です。

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