28AM15|第28回 精神保健福祉士国家試験 過去問
人口統計で用いられる用語に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
人口統計の用語は、対象年齢と計算要素を正確に区別します。特に合計特殊出生率の年齢範囲、生産年齢人口、人口置換水準を混同しないことが重要です。
解説
人口置換水準は、長期的に人口規模を維持するために必要な合計特殊出生率の水準です。乳幼児死亡率や出生時の男女比などの影響を受け、死亡率が比較的高い発展途上国では先進国より高くなるため、5が適切です。人口学的方程式は出生・死亡による自然増減と転入・転出による社会増減を扱います。合計特殊出生率は15~49歳、生産年齢人口は15~64歳です。
選択肢の確認
1.人口学的方程式とは、出生数から死亡数を減じることにより人口を求める計算式である。
誤り。出生と死亡だけでなく、転入と転出を含む人口増減の構成要素を用います。
2.合計特殊出生率は、18歳から49歳までの女性の年齢別出生率を足し上げて算出する。
誤り。通常は15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計して算出します。
3.生産年齢人口は、ある年の15歳から69歳までの者の総数である。
誤り。人口統計で一般に用いる生産年齢人口は15歳から64歳までです。
4.団塊の世代とは、1971年から1974年生まれの人々である。
誤り。団塊の世代は第一次ベビーブーム期の1947年から1949年頃に生まれた世代です。
5.人口置換水準は、先進国より発展途上国の方が高い。
正答。子どもが次世代まで生存する確率などが異なるため、死亡率の高い地域では必要水準が高くなります。
覚えるポイント
合計特殊出生率は15~49歳、生産年齢人口は15~64歳です。人口変動は自然増減と社会増減、人口置換水準は世代の再生産という観点で整理します。