46AM002|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
副腎皮質ステロイドの副作用でないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
副腎皮質ステロイドの代表的な副作用を問う問題です。
解説
ステロイドの眼副作用はステロイド白内障(後嚢下混濁)とステロイド緑内障(線維柱帯の房水流出抵抗増加)が二大副作用です。免疫抑制により角膜潰瘍などの感染も誘発・増悪します。全身では糖尿病、骨粗鬆症、易感染性、満月様顔貌などが問題になります。
網膜静脈閉塞症は高血圧・動脈硬化・血液粘稠度亢進などが背景となる血管閉塞であり、ステロイドの副作用ではありません(むしろ黄斑浮腫の治療に用いられます)。
選択肢の確認
1.白内障
誤り。ステロイド白内障(後嚢下混濁)は代表的な副作用である。
2.緑内障
誤り。ステロイド緑内障は代表的な副作用である。
3.糖尿病
誤り。糖尿病の誘発・悪化はステロイドの全身副作用である。
4.角膜潰瘍
誤り。免疫抑制により角膜潰瘍などの感染症が誘発される。
5.網膜静脈閉塞症
正しい。網膜静脈閉塞症はステロイドの副作用ではない。
覚えるポイント
- ステロイドの眼副作用=後嚢下白内障・緑内障・感染増悪。
- ステロイドレスポンダーでは点眼開始後数週で眼圧が上がる。
- 網膜静脈閉塞症の黄斑浮腫にはステロイドが治療として使われる。