54AM007|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
副腎皮質ステロイド薬による副作用はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
副腎皮質ステロイド薬の眼合併症を問う問題です。
解説
ステロイドは線維柱帯の房水流出抵抗を高めるため、ステロイド緑内障(開放隅角型の眼圧上昇)を起こします。点眼でも全身投与でも生じ、投与開始から数週間で現れることがあります。
もうひとつの代表的な眼合併症は後嚢下白内障です。喘息・低血糖・体重減少・ネフローゼ症候群は、いずれもステロイドの副作用ではありません(むしろ治療対象や逆の変化です)。
選択肢の確認
1.喘息
誤り。喘息はステロイドの治療対象である。
2.低血糖
誤り。ステロイドでは高血糖となる。
3.緑内障
正しい。ステロイド緑内障(眼圧上昇)は代表的な副作用である。
4.体重減少
誤り。ステロイドでは体重が増加する。
5.ネフローゼ症候群
誤り。ネフローゼ症候群はステロイドの治療対象である。
覚えるポイント
- ステロイドの眼合併症=ステロイド緑内障、後嚢下白内障、易感染性。
- 点眼でも眼圧上昇が起こるため定期的な眼圧測定が必要。
- ステロイドレスポンダーは人口の約3分の1にみられる。