第46回

46PM023|第46回 視能訓練士国家試験 過去問

副腎皮質ステロイドの点眼薬および眼軟膏が禁忌となるのはどれか。

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正解2

正答

2

この問題のポイント

副腎皮質ステロイド点眼が禁忌となる病態を問う問題です。

解説

ステロイドは局所の免疫を抑えるため、真菌性角膜潰瘍では真菌の増殖を助長して病態を著しく悪化させます。活動性の上皮型単純ヘルペス角膜炎(樹枝状角膜炎)でもステロイド点眼は病変を悪化させます。一方、ヘルペス性の実質型角膜炎では、病型を確認したうえで抗ウイルス薬とステロイドを併用する場合があり、すべてのヘルペス性角膜炎を同じ扱いにはしません。

春季カタル・アレルギー性結膜炎・非感染性ぶどう膜炎はステロイドの適応であり、流行性角結膜炎では角膜上皮下混濁に対して慎重に用いることがあります。

選択肢の確認

1.春季カタル
誤り。春季カタルはステロイド点眼の適応である。

2.真菌性角膜潰瘍
正しい。真菌性角膜潰瘍ではステロイドが真菌の増殖を助長するため禁忌である。

3.流行性角結膜炎
誤り。流行性角結膜炎では角膜上皮下混濁に対して慎重に用いることがある。

4.非感染性ぶどう膜炎
誤り。非感染性ぶどう膜炎はステロイドの主要な適応である。

5.アレルギー性結膜炎
誤り。アレルギー性結膜炎はステロイド点眼の適応となりうる。

覚えるポイント

  • 真菌性角膜潰瘍や活動性の上皮型ヘルペス角膜炎ではステロイド点眼を避ける。ヘルペス性角膜炎は上皮型と実質型を区別する。
  • ステロイド使用中は眼圧上昇と後嚢下白内障を定期的に確認する。
  • 感染性角膜炎ではまず起炎菌の同定と抗微生物薬が優先。

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