47AM036|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
ENG で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ENG(電気眼振図)の原理と読み方を問う問題です。
解説
ENGは眼球の角膜側が正、網膜側が負の直流的な常存電位を、眼周囲の皮膚電極で記録して眼球運動を捉える方法です。位置波形を微分したものが速度波形で、速度波形の向きから眼振の急速相の方向が分かります。
遮閉下でも記録できるため潜伏眼振の診断にも使え、記録には皮膚電極を用います(コンタクト型電極はサーチコイル法)。
選択肢の確認
1.潜伏眼振は診断できない。
誤り。遮閉下で記録できるため潜伏眼振も診断できる。
2.速度波形で眼振の向きが分かる。
正しい。速度波形の向きから眼振の急速相の方向が判別できる。
3.記録電極にはコンタクト型電極を用いる。
誤り。記録電極には皮膚電極を用いる。
4.位置波形を積分したものが速度波形である。
誤り。位置波形を微分したものが速度波形である。
5.眼球前後に存在する交流電位を利用して眼球運動を測定する。
誤り。利用するのは直流的な眼球常存電位であり交流電位ではない。
覚えるポイント
- ENG=眼球常存電位を皮膚電極で記録。暗所・閉瞼下でも測定できる。
- 位置波形→微分→速度波形。速度波形で急速相の向きが分かる。
- 眼振の方向は急速相の向きで表す。